低用量ピルは毎日欠かさず飲む

高い確率で避妊する事ができる低用量ピル。
毎日飲むことが必要となりますが、毎日という事だけではなく、同じ時間に飲まなければなりませんので、いつもと違う予定が入った時など、飲み忘れには気を付けましょう。

低用量ピルは、毎日欠かさず飲む事によって効果持続します。
1日飲み忘れてしまうと避妊効果が低下してしまうという事もありますから充分に気をつけましょう。
1日飲み忘れたぐらいで・・と考える方もいらっしゃるはずなんですが、しっかりと飲み続けていただければ大丈夫です。

休薬期間まで飲み続けるか、飲み忘れに気が付いた時に休薬期間を取るというような感じでもOKだと思いますので、飲み忘れてしまった・・という場合はすぐに服用しましょう。

飲み忘れによる避妊失敗の例は?

2回とか3回以上の飲み忘れで妊娠してしまったという例はあります。
飲み忘れが続いてしまった場合の性行為は、避妊率が下がりますので気をつけなければなりません。
コンドームと併用するという方法で、妊娠しないように気をつけていただければ大丈夫だと思いますが、しっかりと避妊をしようと考えるのであれば、飲み忘れのないよう気を付けて下さい。

妊娠に対する不安がある若い女性も多いはずなんですが、ピルを服用する習慣を身につけていただくことで100%に近い避妊が可能となります。

ピル服用で仕事を頑張る女性

マタハラ(マタニティーハラスメント)が問題になっていますが、妊娠すると女性は仕事をやめさせられたりするケースが目立っています。
妊娠しても仕事ができる間は続けたいと考える方も多いのですが、まだまだ女性を軽視・差別する人や会社があるようなので、仕事をしたい!今はまだ妊娠してはいけない・・と考える方は、避妊する事を検討してみましょう。

日頃からちゃんとコンドームで避妊しているという方も、低用量ピルの服用を検討しましょう。
低用量ピルは女性側で避妊する事ができる薬です。
毎日飲まなければならないので面倒だと感じる方もいますが、高い確率で避妊できますので、結構多くの女性が始めています。

コストが高いと続けにくい

毎日飲むという事もあり、薬代がかかってしまうことになるのですがピル 個人輸入で購入する事も可能ですので、チェックしてみましょう。
ピルはドラッグストアなどで気軽に買えるわけではないのですが、インターネット上で個人輸入する事ができますので、とても便利です。

薬をもらう為に婦人科に行くという手間を省く事もできますから、まずは婦人科で処方してもらい、合わなければ他の種類を処方してもらうという感じで、自分に適しているピルを続けましょう。

自分に合うものがわかれば、後はサイトを選んで購入できるのでかなりオススメです。

安全に妊娠を回避する医薬品

すべてのカップルは、安全で満ち足りた性生活を営み、生殖能力を持ち、子供を持つか持たないか、いつ持つのか、何人持つのかを決める自由を持ちます。(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)。

避妊のために、医薬品を用いることは恥ずかしいことではありません。避妊方法を選ぶにあたっては、どれが確実で、簡便で、副作用がなく、女性の意志だけで実施可能かどうかを総合的に考えることが重要です。

もしあなたが、避妊に対して不安に感じながらも、誰にも相談できずにいるならば、まずは避妊や避妊薬の知識を得ることから始めてみませんか。きっと一歩前に進めるはずです。

避妊の仕組み

妊娠は、排卵された卵子が精子を受精し、子宮内膜に着床することで成立します。
排卵、精子の到達のための子宮頸管粘液の分泌、着床のための子宮内膜肥厚はホルモンによってコントロールされています。
 

脳下垂体から分泌されるホルモン

FSH(卵胞刺激ホルモン)・・・卵巣に作用して卵胞を発育させます。卵巣からのエストロゲンの分泌を促します。
LH(黄体形成ホルモン)・・・成熟した卵胞に作用し、排卵を促します。卵巣に作用し、プロゲステロンを分泌させます。
*卵巣から分泌されるホルモン
エストロゲン・・・子宮内膜を厚くしたり、子宮頸管粘液の分泌を促したりします。
プロゲステロン・・・受精卵が着床しやすいように、子宮内膜に働きかけます。

排卵→受精→着床という妊娠のステップのどこかを阻害することで、避妊が可能となります。

経口避妊薬(ピル)とは

医薬品を用いての避妊の方法としては、経口避妊薬(ピル)を用いる方法が一般的です。他の方法と比較して、正しく服用すれば、確実で、簡単であり、女性の意志で服用することができます。低用量ピルの使用が普及し、副作用の頻度も非常に低くなりました。

経口避妊薬は、エストロゲンとプロゲステロンの合剤です。もう少し詳しく言うと、低用量化を可能にエストロゲン製剤のエチニルエストラジオールとプロゲステロン製剤のレボノルゲストレルなどの成分を配合しています。

これらを体外から補充することで、脳下垂体からのホルモン分泌を抑制して排卵を抑制し、子宮頸管粘液の分泌を抑制することで精子の卵子への到達を抑制。さらに子宮内膜の肥厚を抑制することで、妊娠を阻害します。経口避妊薬や、排卵、受精、着床の全てのステップに関与するので、他の方法より確実な避妊が可能なのです。

他の避妊方法との効果の違い

避妊の効果を示す指数としてパール指数という数値が用いられます。簡単に言うと、100人の女性が使用した場合、1年間で何人妊娠するかという数値です。報告によって若干の違いはありますが、正しく服用した場合の経口避妊薬のパール指数は0.1です。不妊手術で0.1~0.2、コンドームでは3~12、です。いかに経口避妊薬の確実性が高いかということがご理解頂けるかと思います。

経口避妊薬の飲み方

経口避妊薬は原則として生理周期に合わせて21日間連続して服用し、7日間休薬します。服薬開始日は生理開始1日目から飲む方法と、生理が始まった後の最初の日曜日から始める方法があります。

薬剤のパッケージも2種類あります。21錠がで1枚のシートになっているものと、28錠が1枚のシートになっているものです。28錠が1枚のシートになっているものは、最後の7錠がプラセボといって作用のない偽の錠剤(小麦粉のかたまり)になっています。正しく服薬できる方法を選んでください。

経口避妊薬のリスクと飲んではいけない人

経口避妊薬で重要な副作用は血栓症です。低用量ピルの普及で頻度は減りましたが、起きると重篤になるので注意が必要です。経口避妊薬を飲んではいけない人として、以下に当てはまる方が規定されています。医薬品の添付文書に記載されています。

  1. 本剤の成分に対して過敏性素因のある女性
  2. エストロゲン依存性腫瘍、子宮頸がん、性器がん及びその疑いのある方
  3. 診断の確定していない異常性出血のある方
  4. 血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患、またはその既往がある方
  5. 35歳以上で1日15本以上の喫煙者
  6. 血栓性素因のある女性
  7. 抗リン脂質抗体症候群の方
  8. 大手術の術前4週以内、術後2週以内、産後4週以内及び長期安静状態の方
  9. 重篤な肝障害のある方
  10. 肝腫瘍のある方
  11. 脂質代謝異常のある方
  12. 高血圧のある方
  13. 耳硬化症の方
  14. 妊娠中に黄疸、持続性掻痒症または妊娠ヘルペスのある女性
  15. 妊娠または妊娠している可能性のある女性
  16. 授乳婦
  17. 思春期前の女性

経口避妊薬の種類】

経口避妊薬は第1世代から第4世代まで分類されます。世代が新しくなるごとに効きやすく副作用も改善されています。また、1相性と3相性という1シート内でのホルモン量の違いでも分類されます。
 

第1世代

黄体ホルモンとして「ノルエスチテロン」が含まれる1970年代に開発されたピルです。黄体ホルモンが多く、副作用が出やすい特性があります。「ルナベル」「オーソ」などが代表的です。

第2世代

黄体ホルモンとして「ノルゲストレル」「ノボノルゲストレル」が含まれています。「ノボノルゲストレル」は第1世代の黄体ホルモンと比較して約5倍強く、排卵抑制効果は強いものの、アンドロゲン作用(男性ホルモン作用)も強いのが特徴です。エストロゲン低用量のピルになっています。「アンジュ」「トリキュラー」などが代表的です。

第3世代

黄体ホルモンとして「デスゲソトレル」などが含まれています。ノボノルゲストレルに比較して、アンドロゲン作用が抑制されています。「マーベロン」が代表的です。

第4世代

「ドロスピレノン」という黄体ホルモン剤が使われています。超低用量ピルで、さらに副作用を抑え、効果は維持しています。「ヤーズ」「ヤスミン」などが代表的です。

1相性と3相性

1相性のピルとは1シート内の錠剤の全ての女性ホルモン量が同じになっています。3相性では、体内のホルモン周期に合わせて、女性ホルモン量を1シート内で変化させています。3相性の方が、体への負担が少なく、合理的に思えますが、飲み忘れた場合、錠剤ごとにホルモン量が異なりますので、一時的に避妊を中断せざるを得ません。

モーニングアフターピル

万が一、避妊に失敗してしまった、あるいは、望まぬ性行為を強要される被害にあったなどの場合に、性交後でも避妊ができるという医薬品です。

急激にホルモンバランスを調整し、排卵を5~7日遅らせます。その間に精子が死滅します。性交後72時間以内に服用することで、妊娠阻止率は国内臨床試験で81%、海外臨床試験で84%です。服薬は性交後早いほど効果が高く、24時間以内に服用すれば98%以上妊娠を阻止できるとも言われています。

製剤としては「ノルレボ錠」が広く使われています。かつては「プラバノール錠」という製剤を用いてヤッペ法という服薬方法で行っておりましたが、副作用が起きやすく、現在ではノルレボ錠が主流です。

コンドームが破れた、なんとなく受け入れてしまったなど、あとから不安に駆られるような事態は起こり得ます。最後の手段として、このような方法もあるということを頭にいれておいても良いと思います。